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高速道路が延長され、そのままバイパス道路に入るので、一般国道を通過することなく、白浜までは2時間かからなくなっている。
便利にはなったが、途中の町並みなど見ることなく行けてしまうのはちょっと寂しい気もする。
温泉とマッサージに浸り気持ちのいい夜だったが、帰りに寄った休憩場所では「やっぱりしんどい」と口をついて出てしまう。
障害年金2
どうも「障害年金」のことが頭から離れない。
「このまま年金を受け続けて終わってしまうのではないか?」
「もう完治の見込みはなく、薬を飲み続けて抑えるしかないのか?」
確かに仕事を辞めてから身体的には回復傾向にあるが、精神的には、脳の状態は、ほとんど変わらない気がしている。
もう歳も歳だし、皆より数年早く現役引退したと思えばいいのかも知れないが・・・
「俺にはもう世間に貢献できることはないのか?」
悔しいなぁ・・・
「これまでしっかり頑張ってきたんだから、もうゆっくり生きなさい」ということなのかと思うこともあるが・・・
「俺の力はこんものじゃない」と、身体の奥底に燃える灯火は消えていない。
この病を抱えてから「現実を受け入れる」事をずっと拒んできたような気がする。
「言い聞かせること」「誤魔化すこと」で、何とか自分自身を奮い立たせてきたような・・・
「退職」も前向きに捉え、近い将来社会復帰するつもりだった。
「社会復帰できるようになるしばらくの間、障害年金で経済的な不安を解消するだけだ」と思えばいいが・・・
考えようによっては「楽ちん」な人生なのだ。
65歳まで障害年金を受け、その後は本来の年金を受ければ、将来への経済的な不安はない。
けど・・・それでいいのか?
お読みいただいて、ありがとうございます。
一言でもいいので、コメントをお願いします。