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8日朝、旅行の迎えが来る直前に、伯父の訃報が入った。
少し考えたが、旅行に行くことにした。
その後連絡があり、通夜は9日、葬儀は10日ということだった。
奥飛騨地方に着いて、まず「奥飛騨おもちゃ博物館」という所に行った。
昨年のだんだら会の旅行で岡山の「昭和館」という所に行ったことで、昔を懐かしむのに填まってしまった。
メンバーが子どもの頃に遊んだおもちゃが数多く展示してあり、「これ持ってた」とか「こんなんもあったんやなぁ」とか、子ども心に戻れるような気になれるのがいい。
私の調子は芳しくなく、車で移動中眠りたかったが眠れなかった。
夜の宴会では一時中抜けして、ボォ〜としていた。
誰かの「今夜はなでしこの決勝戦だ」という言葉を皆が信じ込み、いった眠った後3時頃に起き出してテレビをつけ、女子サッカーの放送チャンネルを探していた。
お陰で女子レスリングの決勝戦を観ることができたが、4時過ぎになってやっとなでしこは翌日だということが分かり、「誰が言うたんや」とぶつぶつ文句を言いながら眠りについた。
そんな中、私は途切れ途切れだったがトータル時間はそれなりに眠ることができた感じで、朝の目覚めはそれ程悪くはなかった。
奥飛騨地方は海抜1000m位の高地で、旅館の部屋には冷房設備もなかったが涼しく過ごせた。
私は晴れていたら「新穂高ロープウェイ」で海抜2000m以上の所まで登り日本アルプスの山並みを見たいと思っていたが、メンバーの誰かが「半袖半パンでは寒いでぇ」と言ったので皆は賛成しなかった。
それでも諦めきれず宴会時仲居さんに聞いたがやはり「半袖半パンでは寒くて居ていられないです」と言われ、諦めムードが広がった。
それでも朝になるといい天気で気温もそれなりに高かったので、「行ってみよう」と言うことになった。
皆が長袖のシャツなどは持ってきておらず、短パンを2枚はいたりマフラー代わりにタオルを持ったりとそれなりの装備をして出発した。
少々身構えながらロープウェイの終点「西穂高口駅」に下りたが、「寒さ」と言うほどではなく、半袖半パンでも涼しい感じで過ごすことができた。
天気はよく雲も所々浮かんでいる程度で、山並みの絶景を堪能してメンバー皆が「来て良かった」という感想が持てた。
21時過ぎに帰宅して、少し休憩した後、伯父の通夜に行った。
23時半頃帰宅し、翌日の葬儀は9時半からと言うことで、早めにリフレックス・レスリンを飲んでおいて、1時前に就寝した。
夜中の目覚めで菓子を食べたりしたが、7時半頃の目覚めで起床した。
葬儀場に着いても眠気が残っていたが、15時過ぎの帰宅まで何とか乗り切った。
出棺前の「最後の別れ」の時に、いろいろ苦労の多い生涯だったが「花いっぱいやん」と思ったら涙をこらえられず泣いてしまった。
「泣き始めると止まらない」症状がやぱりやってきて、嗚咽までになりしばらく座り込んでいた。
帰宅後は疲れ・しんどい感が酷かったが横にはならずMacに向かっていた。
しんどい時は横になったり眠ったりすればいいのだが、それがうまくできない私のうつうつの特徴だ。
1時間ほどすると頭痛が始まり、レルパックスを飲んで横になった。
旅行をそれなりに愉しみ、通夜・告別式も何とかこなせたが、まだまだ「普通」ではなく、人並みにはできない。
普段少し調子がいいと「仕事もできるかな」などと思うが、何かイベントがあると「普通ではない自分」を再確認させられる。
いつか「普通」になれる日を思い浮かべながら、ゆっくり…のんびり…やっていくしかないのだろ。
今日は長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
2012年8月11日土曜日
のんびり・・・うつうつ・・・12/08/11