8:00
キンモクセイが香りだした。
家の庭にはないが、近所から漂ってくる。
午後大けがで入院中の友人Mの見舞いに行こうと思っていたが、朝友人Hからの電話で「また呑んでしまった」と言ってきた。
これまでブログでは書かなかったが、友人Hはアルコール依存症だ。
以前何度も書いた「入退院のアッシー君」をしていたのはこの友人だ。
これまで呑んでしまうとしばらくメールなどが途切れることが多かったが、今回は直ぐに言ってきたようだ。
「友人Mの見舞いはまた今度だな」と思ったが、友人Hが病院に連絡を取ったところ「酒気帯びでは病院に行けない」と言うことで昨日は行けなかった。
アル依に加えてうつ病も伴っている。
アル依は、確かに初めの段階は「本人の意志の弱さ」から始まるのだと思うが、「依存症」という病名の診断が出た後は意志の問題ではなくなると思う。
うつうつのネガティブ思考のように、病が脳に「酒が飲みたい」と思わせているのだと思っている。
私はネガティブ思考に翻弄されると「病に思わされている」と思い、「病に負けるな」と自分に言い聞かせた。
精神疾患はこの「病に思わされている」という自覚が重要だと思う。
病の程度にもよると思うが、この自覚があると何とか冷静に対処できるように思う。
因みに、依存症が「意志の問題ではなくなる」という根拠は以下のような考えがある。
「意志が強い」という人に一定期間覚醒剤などの薬物を与えた後、いつでも薬物ができる状態にしておくと、その人は絶対に手を出すだろう。
それが「依存症」だと思っている。
友人Hには、酒に手を出したくなったら「病に思わされている」「病に負けたらアカン」と頑張って欲しい。
午後、友人Mの見舞いに出かける前「義父母の墓参りにも行こう」と思い立った。
特に月命日だとかいうのではなかったが、ご無沙汰していることもあって突然思い立った。
同じ奈良市内にあるので、友人Mの病院にほど近い。
墓参りを済ませ、友人Mと先日の「友達の友達は友達だった」エピソードなどを1時間弱話をして帰ってきた。
「心地良い眠りに誘う・・・」は、昨日は全く効果がなかった。
何度も目覚めた後の4時半頃の目覚めで朝食を摂った。
久し振りに朝食後ソファーに横になり、7時半頃まで眠れた。
起床までに一度でも3時間ほど続けて眠れると、それなりに眠った感が持てる。
この「3時間ほど」が、毎日に眠れるといいのだが・・・
2012年10月23日火曜日
のんびり…うつうつ…12/10/23 >>>病に思わされている・・・