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『無様な生き様』
旅行中は「何をしなければならい」と言うことなくボォ〜と過ごすことが多かったが、現実に戻るとやっぱり「何かしなくてはいけない」気持ちになってしまう。
昨日は昼前からパチンコに行き夕方までやっていたが、「こんな事をしていていいのか?」という思いが強く出てきた。
自分のメタボ腹を見る度に、悔しくなる。
解消したい気持ちが強いが、食欲には負ける。
ハッキリ言って仕事を始める気はない。
表向きは病だと割り切っているようにしているが、「このまま怠け者で人生が終わるのか?」と思うと情けない。
何とか頑張って仕事を辞めない方がよかったのかとも時折思う。
経済的には家族に依存しながらも、無駄遣いはなくならない。
もう頑張りきれなくなってしまった自分を、惨めに思えてくる。
「病だから仕方がない」と周りの人たちは慰めてくれるが、何とも無様な生き様だ。
最近は、「少なくともお金さえ十分にあれば…」などと言う思いが離れない。
生きていくのに「お金」が最も重要だと思うのは、情けない限りだ。
それも「贅沢」の域で・・・
「高額の宝くじさえ当たれば全て解消する」などと思ってしまっているのだから、救いようがない。
こんな思いは退職後ずっと心の奥底にある。
何とか誤魔化して生きていくしかないのだろう。
誰だって似たようなものだと言われるだろうが、私には今の自分が許せない。
お読みいただいて、ありがとうございます。
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