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障害者・・・
「障害者手帳」というのがある。
持っていると納税や施設利用料金の減免など、うまく使えば経済的なメリットは大きいらしい。
「デメリットはない」とほとんどのサイトには書いてある。
だが、一部のサイトには「デメリットも大きい」と記されている。
手帳を持っていることで「自分自身への精神的ストレスが大きい」とか「根強い偏見・差別は存在する」とか・・・特に身体障害者よりも精神障害者に対しては・・・
障害年金を受給していれば、市町村の保健所に申請さえすれば、ほぼ確実に受けられるらしい。
障害年金を受給している者は、必ず手帳を持たなくてはいけないということではないらしい。
いずれにしても、私は既に「障害者」の仲間入りをしているということだ。
教職最後の年は、障害を持つ子どもたちの担任をした。
「障害」を「個性」と捉えて彼らと接してきたつもりだ。
私自身「障害」に偏見を持っているつもりはない。
だが、自分自身のこととなるとすんなり受け入れられない弱さがある。
「流れに身を任せよう」と決めた直後だが、なかなか厳しい現実だ。
教職30年。
年金受給権利25年という最低限の労働・納税の義務を果たした。
病を抱えてしまった以上、障害を抱えてしまった以上、後はゆっくり余生を過ごせばいい・・・もう「余生」なのか?
なかなかポジティブには考えが進まない・・・
今一番大切なのは、病を克服することだ。
病さえ癒えたら、また働くこともできる。
そのためには、休養第一なのだ。
あれこれ思い煩うことが一番良くない。
「流れに身を任せて」、ゆっくり、のんびり過ごすのが一番なのだ。
現時点の現実を受け止めても、明日は明日の風が吹く。
今年一年のご購読、ありがとうございました。
佳い年をお迎えください。
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