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また・・・有名人の自殺の報道・・・
今度は、大手レコード会社の48歳の社長・・・
うつ病で治療中だったらしい。
うつ病による「病死」
うつ病の場合、「自殺」ではなく「病死」と捉える必要があるのではないだろうか?
うつ病が発症する以前に「死んでもいい」とか「死にたい」とか考えることはないだろう。
それ以前には様々な困難を乗り越えて生きてきているはずだ。
もしかしたらうつ病に至った原因よりも厳しい現実を乗り越えてきているかも知れない。
それなのに、何故うつ病になると自殺してしまうのか?
うつ病で死に至った人がどんな薬を飲んでいたのか、どんな飲み方をしていたのか、きちんと調査する必要もある。
抗うつ剤の副作用に「自殺リスクを高める」というのがあり、特に年少者でその割合が高いらしい。
年間3万人を超える自殺者の内、そのほとんどがうつ病によるものだと考えられる。
現時点での抗うつ剤の多くは、「セロトニン仮説」によるものだ。
あくまでも「仮説」の段階なのだ。
抗うつ剤によって寛解する者と、そうでない者がいる。
比較的早い段階での投薬で、寛解するケースが多いらしい。
そんな事から「うつ病は心の風邪」などというコピーが出てきたのだろう。
抗うつ剤で効果が出るうつ病とそうでないうつ病では、全く違ったものではないかという気もしてくる。
いや、うつ病であることを「自覚」せず、頑張り続けて自責の念を高めることによって悪化するのか?
うつ病の者は「生きているだけで、必死に頑張っている」、「頑張り続けないと、生きていけない」のだ。
そして病をドンドン悪化させている。
最悪の悪循環に陥っている。
うまく考えがまとまらないが、「うつ病による自殺」を「うつ病による病死」と言い換えて考える方が良いかも知れない。
お読みいただいて、ありがとうございます。
一言でもいいので、コメントをお願いします。