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6：20

ひとりが風邪で熱を出し、女の友人２人と温泉・夕食を一緒してきた。

奈良の温泉に向かっている途中で、温泉に近い奈良に住んでいる同じ高校の同級生から電話があり、温泉だけ参加すると言ってくれた。

お陰で、入浴中の話し相手ができてよかった。

温泉では、やっぱりしんどさが強くなり、上がった後しばらくは座ってじっとしていた。

車の運転を始める頃には通常に戻っているので、ちょっと気にし過ぎかも知れないが、どうも気になる。

これまで、湯に浸かって心地いいと思っていたのが、半減している。

帰り、夜の運転でも度入りサングラスをかけると、暗さはさほど気にならず、見づらさがマシになった。

相変わらず、光には輪っかができているが、全体的には見やすくなる。

オシャレにサングラスを常用するのもいいかも知れないなどと思った。

友人らとの話の内容は、健康に関することが多くなっている。

どこが痛いとか、物忘れが多いとか、ほとんどが愚痴になっている。

そんなことを話したいのではなく、ほかに話すことがないのだ。

うつの私に限らず、歳が寄ると現実に目新しいことが少なくなるのだ。

色々なことを私はうつに所為にしているが、その多くは加齢によるものなのだろう。

何れにしても、今を楽しんで生きていられなくなっている事に変わりない。

遅かれ早かれ、皆が通る道だとは分かっているのだが・・・

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